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ベトナム・ホーチミン REPORT

7月14日から1週間、GDP成長率10%を超えているベトナム・ホーチミン市を訪問した。
下記は現地の様子と率直な私の感想です。


には300万台が道路を埋め尽くしている.JPG≪多数のバイクの行き交う街、ホーチミン市≫
到る所、バイクだらけだ。二人乗りが法的に認められており、子供を前、又は、両親の間に入れた場合、3人乗りも認められている。しかも、50CC未満のバイクは免許がいらない。老若男女を問わず、皆、バイクに乗り移動する。
この光景は、日本では暴走族でお馴染みではあるが、日本の彼らも顔負けの荒っぽい運転である。タクシーの運転手には、高度な運転技術が求められ、さもなければ毎日、バイクと接触事故に見舞われるかもしれない。

しかし、不思議なくらい交通事故が起こらない。また、交差点に警察官も居ない。
もっと、自転車が多いのかと思っていたが、自転車では、事故に巻き込まれるらしく、皆、自転車を捨ててバイクに乗り換えたようだ。
現地では、HONDAの49CCカブが4万円で、中古なら1万円程度で買えるから、そうなっていったのだろう。最近バイクがおよそ300万台に増えたそうだ。タクシー1万台を含め、自動車も40万台以上あり、市内の主要な道路を埋め尽くすようになった。
中国の上海や北京が「自転車の街」であるとすれば、ホーチミン市は「バイクの街」とでも言えるだろう。



さて、そんな市内の様子をもう少し詳しく数字も交えてレポートしてみたい。

現代建設タワーはベトナムのシンボルタワーとなる.JPGまず、日本で言えば、GINZAに当たるホーチミンセンターに完成間近のひときわ高くそびえ立つ47階建てのタワービルは、韓国の現代建設の自慢の一作品となりそうだ。

その下にサイゴン・トレードセンタービルやSANWAビル、それにヒルトンホテルを筆頭に世界各地から一流ホテルが立ち並び、ルイヴィトンからグッチまで、ブランド品ショップも揃っている。

市内には様々なランクの何百というホテルが18,000室以上あり、その中には5つ星の高級ホテルが10軒もある。

町並みは、樹齢100年の背の高いマメ科の「タマリンド」の街路樹が延々と続き、フランスの風が吹く颯爽たるものだ。以外に緑が多いのは、毎日、夕方になるとスコールが降るからだと思う。

亜熱帯気候のホーチミンでは、バイクやバスやタクシーの排気ガスで汚れた空気を毎日、定期的に降るスコールがきれいに洗い流す。大乗仏教信者の多い国民性であるから、ゴミを捨てる者はいない。
発展途上国にして、美しい町並みと人々の笑顔そして、経済発展のすさまじい勢い・・・ここは昭和30年代の日本かもしれない。



現在のホーチミンの人口は、首都ハノイより遙かに多い850万人といわれ、2020年には、1000万人都市に発展する見通しだ。

現在のUrbanization Rateは27%であることから推測して、若い労働力が都市に集中するだろうから、この数字予測は間違いないと思われる。
来春、メコン河の下をトンネルが開通予定.jpgまた、ホーチミン市はベトナム全土を結ぶ鉄道の主要な乗り換え地であるが、鉄道の駅の名前は、都市名が変わったあとも「サイゴン駅」である。ハノイまでは南北線(統一鉄道)で1726kmある。現在、2日がかりで移動しているが、近い将来、新幹線で5時間もありうる。

また、中国国境まで行くこともでき、北へ約1950kmの旅程である。陸路の未開発に反して、水路は発展しており、サイゴン川やドンナイ川に沿って、サイゴン港、新港、ベンゲ港といった多数の港がある。
サイゴン港の港域付近でも川幅は500m、水深は11mあり港湾施設のほとんどは外航船が直接入港することができる。
これらの港はベトナムが1年間に輸出入する船荷の40%を取り扱っている。

ホーチミン市からは、ベトナム南部やカンボジアの各地に陸路や船便で旅行することができる。
この街は国道1号線で中部沿岸や北部とつながり、国道1号線と50号線でメコン川デルタとつながるが、現在、突貫工事で高速道路を建設中である。

空の便を担うタンソンニャット国際空港は、軍事と民事の共用空港であり、ホーチミン市の1区と呼ばれる中心街の北約7kmにある。空港と市街地との間の移動にはタクシーやバスを利用することができるが、まだ鉄道やモノレールはない。航空機利用客数が急速に増大していることや、タンソンニャット国際空港が市の中心部に近接していることを良しとしないベトナム政府は既に50km北東のドンナイ省ロンタイン村近郊に新たな国際空港を建設する準備をしている。将来、モノレールや地下鉄が市街地と結ぶ予定だ。



さて、発展著しいベトナムだが、全国平均では、1人当たりGDPは1000ドルを超えたくらいである。
しかしながら、購買力平価価値でみると、ホーチミンに限っては8000ドルを超えたと言われる。
バイクから車へのシフトが向こう10年以内で起きる。環状線1号から3号、高速道路、地下鉄1号から6号が2020年に完成するが突貫工事でも間に合いそうもない。将来の交通渋滞問題が目に見えている。



5465678.jpg私は、Urbanization Rateに興味を持って、ホーチミンを見ていきたい。現在、世界のそれ(都市集中率)を調べてみた。

今後、モータリゼーションとともにUrbanization Rateは増加し、その結果、ホーチミン市街地の不動産価格は激しく上昇するものと予想している。



現在、ホーチミン市街地でのマンション価格は33坪で、330万円くらいであり、向こう5年間で3倍から5倍に値上がるのではないかと思われる。
賃貸マンションは、33坪、2LDKで、3万円程度だ。いずれ、10万円くらいには値上がりしていくものと予想される。
高級住宅街の中には、ゴルフ場に隣接し、プレーがいつでも可能なリゾート型戸建てもあるが、こちらは、既に、値上がりが激しい。

現地で私が感じた日常生活品や食事代は日本の5分の1くらいではないだろうか?
レストランでの食事代金は、昼は100円、夜は300円(6万ドン)もあれば十分だ。
日本の100円ショップで売られている商品は、ここホーチミンの郊外の村で、5円、10円で買える市場がある。そこには、何でも揃っており、探せば何でもある。

私たちが宿泊したサービスアパートメントは4LDKで各部屋に風呂が完備し、広くてゆったりしており、全室からメコン川を望むことができた。このようなグレードで1LDKのサービスアパートメントが日本からの進出企業従業員からも求められており、それに応えるべく、現地、不動産開発会社と組むことにし、弁護士事務所と会計事務所及びコンサルタント会社2社と合意する。

第二回のレポートでは、ホーチミン市の2020年の姿を映しだしていきたい。

市内にはクレーンが立ち並ぶ.jpg市内にはクレーンが立ち並ぶ
近代化が進む.jpg近代化が進む
には300万台が道路を埋め尽くしている.jpg道路には300万台が道路を埋め尽くしている
開発区域7区.jpg開発区域7区
タワー建設現場.jpgタワー建設現場
新しい橋が未来に架かる.jpg新しい橋が未来に架かる
現代建設タワーはベトナムのシンボルタワーとなる.jpg現代建設タワーはベトナムのシンボルタワーとなる
サービスアパート玄関.jpgサービスアパート玄関
何でも揃う格安市場.jpg何でも揃う格安市場
青果市場には格安で新鮮な果物が溢れている.jpg青果市場には格安で新鮮な果物が溢れている
地元市民の住居.jpg地元市民の住居
来春、メコン河の下をトンネルが開通予定.jpg来春、メコン河の下をトンネルが開通予定
サービスアパートからメコン河を望む.jpgサービスアパートからメコン河を望む
郊外の開発区域が広がる.jpg郊外の開発区域が広がる
サービスアパート裏.jpgサービスアパート裏
サービスアパート部屋内部.jpgサービスアパート部屋内部
建てれば完売.jpg建てれば完売
ゴルフ場付き開発区域は人気.jpgゴルフ場付き開発区域は人気
完成したゴルフ場付き戸建.jpg完成したゴルフ場付き戸建